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2014_02
03
(Mon)08:46

『一匹羊』

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山本幸久さんの『一匹羊』・・読了^^

「狼なんてこわくない」
「夜中に紫葉漬」
「野和田さん家のツグヲさん」
「感じてサンバ」
「どきどき団」
「テディベアの恩返し」
「踊り場で踊る」
「一匹羊」
・・の8本の短編集。
全くつながりは無く それぞれ独立したお話たち。

これといって突飛な出来事が起こるわけでもなく
ものすんごいヒーロー、ヒロインが登場するわけでもない。

現実にどっかで起こっていそうなお話で...
ちょっぴり物足りなさもありながら...
読後ほっこりさせる...

軽くサクッと読めて ふふっと頬がゆるむ、そんな1冊。

カフェでお茶しながら
1~2本読んでみる、なぁんてのにはもってこい♪

私は 中でも
「野和田さん家のツグヲさん」
「どきどき団」「踊り場で踊る」の3本が好きっ♪♪

「私、見たわよ。タキちゃんが働いているところ」おばあさんは悪戯っぽく笑う。
なんとも愛らしい。「夢が叶ってよかったわね」
 夢?
「タキちゃん、ちっちゃいころから、自分でお店を持って、
売り子さんになるのが夢だったものねぇ」
 鮎川ははっとした。それはタキちゃんの夢だったのかもしれない。しかしまた、
鮎川の夢でもあった。
「私も遅まきながら、自分の夢を実現することにしたの」
「それってあの」
 からからころころ、かんかん。
 おばあさんは軽くステップを踏んだ。
             【踊り場で踊る』より】

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